アルフレッドの方舟
関西は大雨だ。
昨日の夜友達とSkypeをして、寝て、30分くらい前に起きた。
アジの開きのTシャツは干しっぱなしになっているが、開きにされた段階で水が与えられても喜びはしないだろうと思う。
就職活動をしていた時期ぐらいから、Twitterを見る頻度が爆発的に上がった。
基本給10万(+見込み残業代45時間分の2万円)の内定を持っていたけれど、さすがにその金額はクリエイティブ職でもやばいんじゃないかってなって、辞めた。
仕事を得るために就活をするわけだけれど、私にはまったく自信がなかった。
だったら自信をつけられるように自分としっかり向き合えよ、っていう話。
まさにその通りだと思うし、いまだに私は逃げている。
今、読んでいる本に『アルフレッドの方舟』という短編が出てきた。
聖書をひもといていったら、一年後に大洪水がやってくると主張するアルフレッド。
周りの人たちは当然、ばかげた話だと一蹴したけれど、アルフレッドは方舟を作り上げた。そして実際に洪水は起きた……という話だけど、あまり後味はよくない。
今日の土砂降りを眺めながら、ふとその方舟のことを思った。
もしかしたらこれは大洪水で、自分はここで死んでいくんだって。
親に迷惑かけたまま死ぬのか。
就活中はずっと親のことを考えていた。
ふと数年で定年退職、姉も心を病んでニート(引きこもりではない)をしていて、自分だけはちゃんとしなくちゃと思っている。
ちゃんとしなくちゃいけないのにちゃんとできない。