ネッシー狩りの夜

ヒマだとろくなことをやらない20代ニート。

風が吹く

 今日やったこと。

 洗濯とコインランドリー。

 カレーを作った。

 本を読んだ。

 求人票を少し見た。

 

 台風が近いためか、風が強く吹いている。

 数日前までの暑さはどこに行ったのか、朝になってもまだ涼しかった。

 遮光カーテンを買うまでは、あまりの日差しの強さにろくに眠れないほどだった。

 ただでさえ暑さであまり眠れていないというのに、そのうえ日光にじりじりと鉄筋コンクリートが温められてみろ、たまったものではない。

 熱のこもりやすい建物なので、クーラーをつけずにしばらくすごすと頭痛がしてくるほどだった。

 今日はそんなことが起きなかった。

 夜中、蒸し暑さで起きたとき以外はリモコンに触れていない。

 

 嵐、来い。

 早く来い。

 

 寝ている間に過ぎてしまうそうだが、寂しいものだ。

 自分が安全なところにいるとわかったうえでの、傲慢な感情だけれど、それでも台風は好きだった。