ネッシー狩りの夜

ヒマだとろくなことをやらない20代ニート。

からだのちょうし

 今日やったこと。

 耳鼻科に行った。異常はなかった。

 筋トレをした。

 

 今日はとてもとても疲れている。

 わからない。

 どうしてこんなに起き上がれないくらい身体が重たかったのか。

 天気が悪いせいなのかもしれないし、病院に行ったからなのかもしれない。

 

 数日ほど前から耳が痛くて、それを見てもらった。

 中耳炎や外耳炎ではなく、耳下腺が少し腫れているからそのせいなのかもしれないと云われた。

 抗生物質を飲み、胃薬を飲んで、大人しくしている。

 

 そうそう、今日は、『街角の書店』という短編集を読み終えた。

 ずいぶん時間がかかった。

 これは〈奇妙な味〉と評される短編がたくさん収録された、アンソロジーである。〈奇妙な味〉というのはこの本の冒頭に記されており、江戸川乱歩が定義したものらしい。

 

 夫を太らせ、品評会を開く妻たちのための実況中継。

 ディケンズの小説を好む老人の家に囚われた男の話。

 赤い心臓と青い薔薇のタトゥーのある、奇妙な男の正体は?

 

 そんな話が18もつまっている。

 

 中でも、タイトルにも冠されている「街角の書店」は、一度でも何か小説や文芸にまつわる創作をしたことがある人間にとっては恐ろしい話だ。

 なにせその書店にあるのは、「自分が生きている間には絶対に書き上げられない、自分自身の最高傑作たる作品」なのだから。