ネッシー狩りの夜

ヒマだとろくなことをやらない20代ニート。

手首のこと

 昨日やったこと。

 鬱々としていた。

 求人を少し見た。

 PCの予測変換を消した。少しだけPCに詳しくなった。

 

 リストカットをした。

 なぜ手首を切るのかという話については、まず理由の一つとして、私は自分に罰を与えているに他ならない。

 痛みを伴った自慰なので首絞めオナニーと同じ意味合いなのかもしれない。

 

 傷があると、なんだか自分が病人になったような気がする。

 実際は病人なのだろうとも思う。

 なったような気がする、というのがみそで、「健常者でありながら病人を装っている自分」に嫌気がさし、またリストカットをするという悪循環だ。

 

 生きていたいわけではない。

 死ぬには痛みが強すぎる。

 何かしなければならないのに何もできない。

 だから、罰を与え続ける。

 

 暇だとろくなことをしないのはそういうわけだ。

 厳密に言えば暇なわけではない。

 ただ、動かなければならないのに動けない心が、ひどくもどかしくて、馬に鞭をくれるようにデザインナイフを手首に当てる。

 

 体は大事にしなければならないというけれど、大事だからこそ傷つける意味がある。